どもども、べこです。
雪がまったくないし、暖かいので、そろそろ海にでもいこうかと企んでいる今日この頃。みなさまいかがお過ごしですか。
今回は、海に思いを馳せているとき、ふと”なぜ波ができるのか”と疑問に思い、調べてみましたのでご報告致します。
波はどうやってできるのか
理由は大きく二つ、風によるものと潮汐によるもの
風によるもの
海の上で風が吹くと、海面には波が立ち始めます。
立ち始めた波は、風の吹く方向に進んでいきます。
であれば、波は大きくなります。これを“風浪”と呼びます。
むむむ・・・風がないときはどうなるんだと思いましたが、ご心配なく。
地球上には偏西風や貿易風などの常に吹く風が存在するので、大小問わず、波はなくなりません。
雪の次は波までなくなったんじゃ発狂してしまう。
この風浪が風の吹かないところまで進んだり、風が弱まったりするなどして風による影響がなくなった後に残される波をうねりと呼びます。
うねりは風浪よりも、波長や周期が長いために水深の浅い海岸付近では、海底の影響を受けて波が高くなりやすい性質を持っています(浅水変形)。
うねりの代表例には土用波などがあり、例えば、サーフィンをするときは北緯20度あたりに台風があるかなど確認して、そのうねりが届くため、今週は波がどうたらこうたら~など予想できたりします(実際は風向きや地形など様々な影響を受けますが)。
通常、海の波は“風浪”と“うねり”が混在し、まとめてと呼んでいます。
潮汐によるもの
潮汐とは月/太陽の引力と、地球が回転することで生じる遠心力によって、海面の水位(潮位)が約半日の周期で変化する現象です。
といいます。地球は1日に1回転しているので1日に2回の満潮と干潮が訪れます。
一般的に、満潮では波のサイズは大きくなるが崩れにくく、干潮では波のサイズは小さくなるが崩れやすくなります。
また、月と太陽と地球が直線上にあるときは月と太陽の起潮力が重なるため、満潮と干潮の差が大きくなる大潮となり、月と太陽が直角方向にずれているときは満潮と干潮の差が小さくなる小潮となります。
つまり、新月と満月の頃には大潮となり、上弦の月・下弦の月の頃には小潮となります。
そのほか
台風だったり、地震だったり、海底火山だったり、いろいろな自然現象でも波が生まれます。