ども、べこです。
あれは数年前の9-10月だったかな?友人とサーフィンしていたんですが、開始早々、友人が苦痛の表情で岸に上がって来ました。
そのころはエイに刺される可能性なんて頭になく、時間がたっても痛みが引くどころか強くなってきたようなので、いろいろネットで調べながら急いで帰宅したのを覚えています笑
さて、この記事にたどり着いたということはエイに刺された、またはその可能性がある方がいるかもしれないので、早めに結論書いておきます。
詳しく知りたい方は下も見てください。
エイに刺されたときの症状
エイエイ言っておりますが、ここでは一般的に報告例の多いアカエイついて記述します。
なにかムニュっと踏んだかなと思うのと同時に激痛があり、流血します。アカエイの棘には鋸状の返しがついており、折れた毒棘が体内に残ることもあり危険です。
徐々に痛みが強くなっていき、約90分後に最大になります。友人いわく、痛みには波があり、すごく痛いときとそうでないときを繰り返しながら徐々に強くなっていったようです。
痛みの他には冷や汗、悪心などがあり、場合によってはアナフィラキシーショックを引き起こします。もし、アナフィラキシーショックを疑う場合はすぐ救急車を呼びましょう。
エイに刺されたときの応急処置
アカエイなど棘を持った魚の毒の多くはタンパク質性の毒です。
タンパク質性の毒は熱により不活化します。毒を完全に不活化するには72度程度必要ですが、実際には45度程度のお湯に患部を20-30分つけることである程度、不活化することができます。
しかし、温めるのはあくまで初期治療のタイミングです。
刺されてから時間がたって、腫れがひどくなってると温めるのは逆効果のことがありますので、その場合は冷やしましょう。
まぁとにかく、刺されたら
- 患部を洗う
- 毒針が残っていたら抜く
- 45度程度のお湯で温める
- 病院へいく
です!
エイに刺されないために
アカエイは河口や、浅い海によくいます。上から踏んづけて刺されることが多いので、サーフィンなら浅瀬でもパドリング、海水浴ならすり足?ですかね笑
なかなか気をつけることも難しいですが、アカエイは死体でも毒はそのままですので、たまに海岸に打ち上げられているアカエイを踏まないよう注意しましょう。