どもども!べこです。
もうスノーボードをレンタルするのはやめませんか?
時間もお金もかかるなら、マイボード買ってしまいましょう!
でもどんなボード買ったらいいかわからないって声が聞こえてきます。あれ俺だけ?笑
今日はスノーボードにはどのような種類・形状があるのか、硬さ・長さによる違いや、スノーボードの楽しみ方に合わせたオススメの板について書いていきます。
スノーボードの用語説明
スノーボードには様々な専門用語が用いられます。横乗りに縁がなかった方々にはさっぱりだと思いますので、まずボードに用いられる用語について解説します。
ノーズ
スノーボードの先端のこと。
テール
スノーボードの下端のこと。
デッキ
スノーボードの表面のこと。
ソール
スノーボードの裏面のこと。
エッジ
スノーボードの縁を覆っている金属のこと。
有効エッジ
実際に滑っている時に雪面と接するエッジの長さ。
全長
スノーボードの長さ。
ウエスト幅
スノーボードの最小横幅。
インサートホール
ビンディングを設置するための穴。
一般的に写真のような複数個のネジ穴だが、BURTONのボードだけはchannel systemと呼ばれる縦1本の溝のようなインサートホールを採用しており、ビンディングも専用のもの(EST)しか設置出来ない。
スタンス幅
両ビンディングの距離、もしくは両足の距離。
この幅を広げると回転性アップ・低速時の操作性アップします。グランドトリックやジブ・パークライドがしやすくなります。
一方、この幅を狭くすると、膝を使った下半身の動きがしやすくなります。カービングターン、パウダーライドがメインのライダーは少し狭めが良いでしょう。
スノーボードの形状
ひとことに形といってもスノーボードを真上から見た場合の形の違いと、真横から見た場合の形の違いがあります。それぞれ見ていきましょう!
真上から見た形
大きく分けて3種類あります。違いはインサートホールの位置とノーズとテールの形です。
Directional
ビンディングを設置する位置が後ろに偏っており、ノーズとテールの形が違う。
高速滑走時に安定しやすく、パウダーライディングにもオススメのシェイプ。グランドトリックやスイッチスタンス(いつもと逆足が前での滑走)はやりづらい。
Twintip
ビンディングを設置する位置が中央で、ノーズもテールも同じ形。
ノーズとテールが同じ長さ・形なのでスイッチスタンスでも滑走しやすく、グランドトリックやジブをメインで滑りたい方におすすめ。小回りが利くので、取り回しがしやすいが、反面、高速滑走には向いていない。
DirectonalTwin
ビンディングを設置する位置は後ろに少し寄っているが、ノーズとテールの形は同じ。
ディレクショナルとツインチップのハイブリット。良く言えばいいとこどり、悪く言えばどっちつかず。オールラウンドに立ちまわれるので、初心者におすすめ。
真横から見た形
大きく分けてキャンバー・ロッカー・フラットの3種類に分けられる。また、それぞれ組み合わせたハイブリットが存在する。
Camber
昔ながらの形状で、平面に置くとセンターが浮いた状態。
Rocker
リバースキャンバーとも呼ばれている。ノーズからテールにかけ、丸みのある形状。
Flat
その名のとおり、平らな形状。キャンバーとロッカーの間の性能を持つ。
Hybrid camber
ボードの端から ロッカー+キャンバー+ロッカーの形状で、いいとこどりの性能を持つ。
Hybrid rocker
ボードの端からキャンバー+ロッカー+キャンバーの形状で、ダブルキャンバーとも呼ばれる。
Flat rocker
ボードの端からロッカー+フラット+ロッカーの形状。
ボードの長さ
同じ板でも長さが数cm変われば、まったく違う乗り味に!
ざっくりとした目安は身長-15±5cm
身長が180cmくらいの大きい人は-20cmくらいでもいいですし、身長が150cmくらいの方は-10cmでOKです。
一般的にボードの長さが長いと高速滑走で安定し、短いと取り回しがしやすくなります。
ボードの硬さ
しなり(フレックス)の硬さとねじれ(トーション)の硬さがあります。
やわらかい板は操作性が高いので、グランドトリックやジブがメインの方、また初心者の方におすすめです。しかし、高速滑走時は安定性に欠けます。硬い板はその逆で高速滑走時に安定し、高い反発力があります。
フレックスとトーションは切れと粘りのあるターンと関係が深く、ターンに悩んでいるのであれば、技術とともにボードの硬さにも目を向けてみてはいかがでしょうか。
結局、どのボードにすれば良いのか
自分のやりたいスタイルに合わせたボードを選びましょう。以下にまとめます。
スタイルの定まってない初心者
初めたてだと自分がどう滑りたいか決まってないことが多いので、まずはオールマウンテンの板がオススメ!
長さ:身長マイナス15±5cm 基準値どおり
硬さ:柔らかめ
形状:ディレクショナルツイン、ダブルキャンバー
グランドトリックで魅せる
グラトリで雪上の奇術師となるのにオススメな板はこちら!
長さ:身長マイナス15±5cm 短め
硬さ:柔らかめ
形状:ツインチップ、ロッカー
キッカーで魅せる
キッカーで空の王者に輝くためにオススメな板はこちら!
長さ:身長マイナス15±5cm 基準値どおり
硬さ:硬め
形状:ツインチップ、キャンバー
カービングで魅せる
切れのある深いターンで他を圧倒するのにオススメな板はこちら!
長さ:身長マイナス15±5cm 長め
硬さ:硬め
形状:ディレクショナル、キャンバー
ここまでボードの種類や形状について書いてきましたが、1番重要なことは
気に入ったデザイン
かどうかです!笑
ボードによって得意不得意ありますが、乗ってる本人が楽しめるかどうかが上達する1番の近道だと思います。楽しむためには、テンションがぶち上がるようなお気に入りのデザインのボードに乗ること!これが大事。