・フォロースルーデーの定義
・フォロースルーデーの判定の仕方
・フォロースルーデーの公式な認定について
フォロースルーデーとは
下降トレンドから上昇トレンドへ転換した日をいう。
上昇トレンドの始まりであり、買い場、反撃の狼煙。
しかし、ただ底値付近で陽線が出たということではなくて、以下の条件をクリアしなければならない。
大きな出来高を見ることで、機関投資家の参入を確認する。
投資のプロが”買い”だと判断したということ。
ただ、直近高値や50日移動平均線がレジスタンスとなって反発されることもあるため、よく観察すること。
実際のチャート
上図はS&P500指数のチャートである。
3/17にフォロースルーデーが認定されたのだが、前日と比較すると
上図はNASDAQ指数のチャートである。
3/17にフォロースルーデーが認定されたのだが、前日と比較すると
上図はNYダウ指数のチャートである。
3/17にフォロースルーデーが認定されたのだが、前日と比較すると
このように、前日の株価よりも+1.5%以上上げて、なおかつ、大きな出来高を伴っていることを確認することが大切である。
しかし、「絶対」ではないため、今後も上昇トレンドが続くかどうかよく観察する必要がある。現状は、フォロースルーデーが確認されてからまだ2日しか市場は動いていないが、とりあえずは続伸している。
フォロースルーデーの公式認定
フォロースルーデーを確認するにも、微妙なときがある。株価が+1.4%だったり、出来高が微増であったりなど。
そんなときは、フォロースルーデーの生みの親「ウィリアム・オニール」のビジネス新聞Investor’s Business Daily:IBDでフォロースルーデー認定が出ているかどうかで判断するのが正当だろう。
しかし、このIBDは有料である。
Twitterなどで情報収集するのも吉か。
はたまた、己の判断を尊重するか。
真実はいつも迷宮入りである。